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分類 | 河川地形 |
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細分 | 滝 |
地域 | 宮津市字今福 |
選定理由 | 多数存在するが典型的な形態を示し、保存が望ましい地形。地域において生活と密着した存在であるものやランドマークとして親しまれている地形。 |
改訂の理由 | 新規追加 |
概要 | 宮津市南方今福の集落東方の山地内を流れる今福川(大手川の右岸支流)にかかる7段の滝。全落差は、70m以上に達する。中でも、二の滝、三の滝はほぼ連続していて、水平距離56m、高度差約43mの傾斜のある宮津花崗岩類の岩盤を流れ下る。二の滝、三の滝周辺には多くの角礫が堆積し、中には直径3mの巨礫も見られ、上流からの土石流の影響も考えられる。下流の今福集落も今福川が形成した扇状地上にのる。二の滝、三の滝は、整備された遊歩道から真正面に眺めることができ、水量も比較的多く(集水域の面積は約1.44km²)、白っぽい花崗岩を流れ下る姿は豪快である。 滝の下流側に小さな駐車場があり、遊歩道や立て看板、小屋などが整備されている。北近畿タンゴ鉄道喜多駅や京都縦貫自動車道宮津天橋立インターチェンジからも近い。2013年に京都府景観遺産(自然景観)として登録された。 |
関連法令 | 京都府景観資産(自然景観) |
執筆者 山脇正資
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