トップページ > 地形・地質・自然現象 > 地形 > 琴滝
分類 | 河川地形 |
---|---|
細分 | 滝 |
地域 | 船井郡京丹波町市森 |
選定理由 | 多数存在するが典型的な形態を示し、保存が望ましい地形。 |
概要 | 京都縦貫自動車道丹波ICから南東に入った山間に落差約43mの琴滝がある。その規模は府内で最大級である。 滝は一枚の大きなチャートを流れ落ち、その流水が琴糸に似ていることから、当時の領主松平紀伊守(寛延年間)が命名したと言われている。季節によって流れ落ちる水量に変化はあるが、訪れる人々を楽しませてくれる。滝壺の周りは環境整備が行われている。また、夜にはライトアップもされる。 滝の水源はロックヒルで堰き止められた小滝池である。この池から滝まではコンクリートの流路が造られている。茂っている木々のおかげで、滝の景観を崩すには至っていないのが幸いである。小滝池までは左斜面に車道があり自動車で行くことができる。この小滝池の周りは公園化され、自然との触れ合いができるようになっている。この池のさらに上には大滝池がある。2013年台風18号により遊歩道などが破壊され、修復が待たれる。 |
執筆者 塩見良三
トップページ > 地形・地質・自然現象 > 地形 > 琴滝