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分類 | 組織地形 |
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細分 | 孤立峰 |
地域 | 京丹後市丹後町此代、吉永 |
選定理由 | 多数存在するが典型的な形態を示し、保存が望ましい地形。地域において生活と密着した存在であるものやランドマークとして親しまれている地形。 |
概要 | 京丹後市丹後町乗原の南方に位置する標高540mの独立峰。日本海沖や丹後半島の北岸から航空母艦のような形態をなして観察され、ランドマークとして親しまれている。 新第三紀中新世の乗原石英安山岩の溶岩類からなり、山頂部の広い平坦な面が西にやや傾斜している。その周囲を急斜面が取り巻いており、谷はあまり発達していない。とくに、北側は極めて急傾斜の斜面となっており、下部には大規模な地すべり地形が発達している。 乗原集落は地すべりに伴う圧縮丘上にあり、その南側の滑落崖直下には湿地が形成されている。山頂部からは経ヶ岬や丹後松島など丹後半島北岸と日本海の眺望がよい。丹後町矢畑からの登山道が整備されている。 |
関連法令 | 自然公園法(丹後天橋立大江山国定公園) |
執筆者 山脇正資
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