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分類 | 組織地形 |
---|---|
細分 | 柱状節理 |
地域 | 京丹後市丹後町間人 |
選定理由 | 教育上、地形研究上注目すべき地形。地域において生活と密着した存在であるものやランドマークとして親しまれている地形。 |
概要 | 竹野川河口に見られる高さ約20mの巨岩。立岩は安山岩からなり、見事な垂直の柱状節理が発達している。この付近には中新世の北但層群の層面に水平に入りこんで冷却した岩床の産状をもつ安山岩が分布している。柱状節理はマグマが冷え固まるときに体積が収縮して形成される。 竹野川が運んできた花崗岩質砂からなる砂州が離れ島となっていた立岩とつながっており、トンボロ(陸繋砂州)により陸繋島となった。黒っぽい色をした立岩と砂州の白い砂とのコントラストが見事で、美しい景観をつくっている。地元の人や府民に親しまれている地形の一つである。 |
関連法令 | 自然公園法(丹後天橋立大江山国定公園) |
文献 京丹後市(2013)
執筆者 山脇正資
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2.5万分の1 網野
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京丹後市丹後町間人 立岩とトンボロ
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