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分類 | 海岸地形 |
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細分 | 波食台 |
地域 | 京丹後市丹後町間人 |
選定理由 | 多数存在するが典型的な形態を示し、保存が望ましい地形。地域において生活と密着した存在であるものやランドマークとして親しまれている地形。 |
概要 | 京丹後市丹後町間人の市街地西端の北西方に隣接する標高21mの小島。島の北岸、西岸には、広い波食台が見られる。これはゆるく傾斜した中新世網野累層の凝灰岩や火砕岩類からなり、ケスタ状の波食棚地形が観察される。 島は公園になっており、地元の人たちにより建立された弁財天の像が立ち、島を一周する遊歩道が整備されている。トベラを主とする常緑広葉樹が緑の森を形成している。天正年間には、荒川武蔵守がこの島に居館を構えたという。なお、隆起した波食台は城島から東の間人港付近まで続く。公園や港湾の整備などのため、波食台地形が破壊される可能性がある。 |
関連法令 | 自然公園法(丹後天橋立大江山国定公園) |
文献 紺谷ほか(2004)
執筆者 山脇正資
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