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分類 | 海岸地形 |
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細分 | 浜堤・干潟 |
地域 | 舞鶴市字西神崎一帯 |
選定理由 | 教育上、地形研究上注目すべき地形。地域において生活と密着した存在であるものやランドマークとして親しまれている地形。 |
概要 | 毎年夏になると海水浴客でにぎわう由良川河口一帯は、白砂青松の砂浜が広がる海岸である。丹波高地北部を源流とする由良川の終点でもある。神崎側の浜堤は幅約1,000m、長さ約1,500mで、丹後由良(宮津市)側の浜堤も同じく幅約1,000m、長さ1,500m程度である。由良川河口には以前は砂嘴が見られていたが、現在(2013年10月)は消滅している。 神崎地区には、現浜堤以外に海岸線と平行な西北西方向に3列の砂堤や砂丘が発達している。これは過去の浜と砂丘が陸地側にとり残されたもので、海岸線が海側へ前進していった過程を示す地形である。海岸線に近い浜提の高度は約5mである。海岸に沿って、コンクリート護岸壁(延長約1.400m)が整備され、遊歩道として活用されている。また、沖100m付近には消波堤が設置され、海岸侵食による砂の流出を防いでいる。 |
関連法令 | 自然公園法(若狭湾国定公園) |
執筆者 塩見良三
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