トップページ > 地形・地質・自然現象 > 地質 > 五色浜の円礫岩層
分類 | 堆積物 |
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細分 | 円礫岩層 |
時代区分 | 新生代新第三紀中新世 |
地域 | 京丹後市網野町塩江 |
選定理由 | 古文書にも出ている、五色石の礫浜。 |
改訂の理由 | 五色浜の円礫の起源が明らかになった。 |
分布 | 五色浜園地東方の入江の奥にある、東西100m弱の海岸のうち、10m程度の間。 |
特徴(特異性) | 京丹後市網野町塩江の東から東方へ五色浜園地の波食棚を経て、五色浜の入り江の東海岸まで、五色浜流紋岩質凝灰角礫岩層(弘原海 1975)が東に緩く傾斜している。この層の最上部の凝灰岩層に厚さ5m程の円礫岩層が挟まれていて、その前の浜は円礫の礫浜になっている。チャートと酸性火山岩の礫が主で、色とりどりの円礫からなることから五色浜と呼ばれた。 |
現状 | 周辺の崖から落下した直径数mに及ぶ巨大な岩屑によって埋もれ、狭いとはいえ、広がっていた礫浜は岩の下に見られるのみとなった。 |
特記事項 | 関係法令 山陰海岸国立公園海域公園、京丹後市指定 名勝 |
執筆者 石田志朗
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