淡水産貝類新生腹足目 タニシ科
ナガタニシ
Heterogen longispira
| 京都府カテゴリー | 絶滅種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | 準絶滅危惧（NT） |
| 選定理由 | 府内での記録が少なく、また近年の生息が確認されていない。 |
|---|---|
| 概要 | 成貝は殻長70mmに達する。螺塔は高く、各螺層は膨らまず、平たく階段状になっている。螺層の周縁は角張っていて、張り出す。体層および各螺層には2～3本の弱い螺条が見られる。 |
| 分布 | 滋賀県、京都府、大阪府に分布する。府内では疏水と宇治川で記録がある。 ◎府内の分布区域 淀川水系。 |
| 生態的特性 | 殻長25mmで性成熟に達し、胎貝を保有するメスは一年中見られる。琵琶湖では水深2～10mくらいの砂泥～泥底に多く生息する。 |
| 改訂の理由 | 過去50年以上、発見記録がない。 |
| その他 | 日本固有種 |
文献 黒田（1962）、林（1972b）、紀平（1995b）
執筆者 近藤高貴
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