選定理由 | 植物体は小形で、野外では認識が難しいことが多い。畑や神社の境内などの裸地などに小さな群落をつくる。ウロコゼニゴケは東アジア~東南アジア、北米にかけて広く分布し、国内でも北海道から琉球にかけて見つかっている。今回の野外調査で、はじめて府内の生育が大江町内宮で見いだされた。日本には3種が知られているが、ヤツガタケウロコゴケは八ヶ岳山頂部、イリオモテウロコゴケは西表島のみから知られている。 |
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改訂の理由 | 京都府新産。 |
文献 岩月(編)(2001)
執筆者 秋山弘之