選定理由 | 近畿地方(産地が5か所以内)で産地が少ない。 |
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形態 | 灰褐色から褐色で葉状、大きさは10cmを超えない。腹面にパピラを欠く。裂芽状の扁平な小裂片を多数つける。髄は多少黄味を帯びる。子器は裂片の先端の腹面につき、反捲きして背面に向く。 |
分布 | 青森県、秋田県、神奈川県、福井県、静岡県、京都府、和歌山県、鳥取県、広島県、徳島県、高知県の18か所。 ◎府内の分布区域 宮津市。 |
生態的特性 | 主に冷温帯の樹皮上に生育する。 |
生育地の現状・脅威 | 報告された指定地で生育はまだ確認できていない。 |
必要な保全対策 | 一般的には自然林の涵養が必要であろう。報告された指定地やそれ以外での調査を進める。 |
執筆者 山本好和