選定理由 | 近畿地方(産地が5か所以内)で産地が少ない。 |
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形態 | 褐色から灰緑色で葉状、大きさは10cm以上になる。腹面は淡色で、網目状の模様はない。粉芽や裂芽を欠く。子器を普通につける。子器盤は茶褐色である。 ◎近似種との区別 エビラゴケ(L. discolor var. discolor)とはトメンタのはえ具合が異なる。 |
分布 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、新潟県、長野県、山梨県、静岡県、三重県、京都府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、広島県、徳島県、愛媛県、高知県、熊本県、宮崎県の53か所。 ◎府内の分布区域 京都市比叡山。 |
生態的特性 | 主に冷温帯の樹皮上に生育する。 |
生育地の現状・脅威 | 報告された指定地で生育はまだ確認できていない。 |
必要な保全対策 | 一般的には自然林の涵養が必要であろう。報告された指定地やそれ以外での調査を進める。 |
執筆者 山本好和