昆虫類
鞘翅(コウチュウ)目 カミキリムシ科
鞘翅(コウチュウ)目 カミキリムシ科
ニッポンモモブトコバネカミキリ
Merionoeda formosana septentrionalis Tamu & Tsukamoto, 1952
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 舞鶴市冠島がタイプ産地であり、府内の分布が冠島以外では確認されていない。 |
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形態 | 原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社 1984)PL. 11、No. 15、日本産カミキリムシ(東海大学出版会 2007)PL. 26、No. 7-8を参照。オスは黒色。腹節は暗褐色、中・後腿節の基半は淡黄色。メスは前胸・上翅の基部が三角形で黄褐色。 |
分布 | 本州、四国、九州、対馬、南西諸島などに分布し地域変異が認められる。 ◎府内の分布区域 府内ではタイプ産地の舞鶴市冠島からの記録のみであるが、調査次第で他の産地も追加されよう。 |
生態的特性 | 成虫は訪花性と趨光性があり、イタドリの花上および灯火で採集された。また、タブノキの枯れ枝から発生が報告されている。 |
生息地の現状 | 舞鶴市冠島は天然記念物の指定を受け、保護されているので、現在本種の生存上の問題は深刻ではない。 |
文献 丹、塚本(1956)、笹川、吉安(1983)、大林、新里(編)(2007)
執筆者 水野弘造