昆虫類
鞘翅(コウチュウ)目 ゴミムシダマシ科
鞘翅(コウチュウ)目 ゴミムシダマシ科
コメノゴミムシダマシ
Tenebrio obscurus Fabricius, 1792
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 分布が広いことで有名な種であるが、現在の国内分布状況は把握しにくい。 |
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形態 | 原色昆虫大図鑑(Ⅱ)甲虫篇(北隆館 1963)PL. 114、No. 22、原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)(保育社 1985)PL. 53、 No. 29を参照。体長14.0~18.0mm、黒色で光沢がない。前胸背板の基縁直前に凹形の細浅溝がある。 |
分布 | 世界共通種。 ◎府内の分布区域 京都市(修学院、嵐山、藤森)、宇治市(五ケ庄)、京田辺市(松井ヶ丘)。 |
生態的特性 | 貯穀類を加害する。 |
生息地の現状 | 貯穀害虫として世界的に著名なものであるが、現在、本種の発見は困難である。本種に関しては何が問題であるのか調査が必要である。 |
生存に対する脅威 | 工場、倉庫等および人間の生活環境の清潔化。 |
文献 塚本ほか(1993)
執筆者 高橋敞(補筆修正:水野弘造)