昆虫類
直翅(バッタ)目 キリギリス科
直翅(バッタ)目 キリギリス科
ヒサゴクサキリ
Palaeoagraecia lutea (Matsumura and Shiraki, 1908)
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 西南日本の太平洋岸に多産するが、日本海側での分布実態はほとんど把握されていない。今後の情報によっては、準絶滅危惧種に該当する可能性がある。 |
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形態 | 褐色でやや大型のクサキリ類。大顎は黒色で、顔面に逆Y字の緑色模様がある。メスでは、長刀状の産卵管が特徴。近似種はない。 |
分布 | 本州、四国、九州、伊豆諸島、南西諸島に分布。 ◎府内の分布区域 府内では、福知山市由良川河川敷からの記録がある。丹後半島の海岸部に広く分布している可能性があり、今後の調査が望まれる。 |
生態的特性 | 暖帯の海岸に生息。夜行性でメダケ等の新芽を食べることが知られており、こうした習性を利用した夜間調査が必要。現状については十分な情報が得られていない。 |
生息地の現状 | 十分な情報が得られていない。 |
文献 市川(2001)、加納(1996)、ばったりぎす編集部(1997)
執筆者 藤井伸二