昆虫類
膜翅(ハチ)目 ヒラタハバチ科
膜翅(ハチ)目 ヒラタハバチ科
シロズヒラタハバチ
Pamphilius leucocephalus Takeuchi, 1938
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 情報不足(DD) |
選定理由 | 本種は北海道、本州、九州に局地的に分布するが、現在まで総捕獲数は10頭を超えないほど少なく、極めて希少性に富むハバチである。韓国及びロシア極東でも記録はあるが、それらの地でも捕獲個体数は極めて少ない。 |
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形態 | Pamphilius属の中では、後脚脛節の基部端前突起がなく、触角が顕著に短い点で、他の同属種とは明瞭に異なる。また、メスの頭部がクリーム色であるのも際立った特徴である。 |
分布 | 日本及びその周辺部である韓国と極東ロシアから記録があるが、どの地域においても極めて稀である。京都府では貴船から採集されている。 ◎府内の分布区域 京都市北部。 |
生態的特性 | 未知である。 |
必要な保全対策 | 京都北山一帯の落葉広葉樹林の持続的保全が望まれる。 |
執筆者 内藤親彦