昆虫類
鞘翅(コウチュウ)目 ジョウカイモドキ科
鞘翅(コウチュウ)目 ジョウカイモドキ科
ルリキオビジョウカイモドキ
Intybia takaraensis (Nakane, 1955)
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 保津峡が本種のタイプ産地である。アシ原に固有の種で、現在木津川河川敷には稀でないが、分布は極めて狭く、河川敷の改修がすすめられているのでその消長が危惧される。タイプ産地はトカラ列島の宝島。 |
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形態 | 原色昆虫大図鑑(Ⅱ)甲虫篇(北隆館 1963)PL. 93、No. 16、原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)(保育社 1985)PL. 26、No. 7を参照。体長3.0mm、黒色で、背面黒色部は藍色の光沢があり、上翅に黄赤色の黄帯がある。前腿節は黄褐色。 |
分布 | 本州(神奈川県、三重県、京都府)、小豆島、九州、トカラ列島(宝島)。 ◎府内の分布区域 綴喜郡井手町:高橋(1985)。 |
生息地の現状 | 今のところ、産地は自然の河原が残り、アシ原が茂っているところだけである。 |
生存に対する脅威 | 木津川では河川敷改修計画があり、河川敷の公園化が進んでいる。 |
必要な保全対策 | 河原の自然(特にアシ原)の保全がすべてである。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 高橋敞(修正:水野弘造)