昆虫類蜻蛉（トンボ）目 トンボ科
オオキトンボ
Sympetrum uniforme (Selys, 1883)
| 京都府カテゴリー | 絶滅種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類（EN） |
| 選定理由 | かつては府内に生息していたが、近年では１例の飛来記録があるだけで、それ以外の記録がないため。 |
|---|---|
| 形態 | 腹長30.0～35.0mm、後翅長31.0～39.0mm。全体に橙褐色をした、やや大型のアカトンボ。 |
| 分布 | 本州、四国、九州北部に局地的に分布。 ◎府内の記録 宇治市木幡池、長岡京市長岡天神。 |
| 生態的特性 | 平地～丘陵地の岸辺の広い遠浅の池沼を好む。そして周囲に草原的な環境を必要とする。府下の既産地は宅地開発により、本種の好まない環境となり、いなくなった。成虫は7月～11月に見られ、10月に多く観察できた。 |
| 改訂の理由 | 京都府では1960年代後半以降に、丹後地域への飛来記録（2004年）が１例あるだけで、他には確認記録がない。絶滅したと判断した。 |
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