選定理由 | 発生環境が減少している。 |
---|---|
形態 | 直径7cm程度まで、必ずしも円形には広がらない。茶褐色から紫褐色。傘裏は長さ3mmほどの針状で、灰白色から灰褐色。肉は強い苦味を持ち、また黒ずみ、コウタケとは異なる異臭がある。 |
分布 | 北半球。 ◎府内の分布区域 京都市左京区(岩倉、宝ヶ池、大文字)、右京区(京北町)、宇治田原市。 |
生態的特性 | マツ林、元マツタケ山など。 |
改訂の理由 | マツタケなどに比べると腐植の多いアカマツ林、ツガ林に発生するが、アカマツそのものの衰退が深刻であり今後の動向が注目される。 |
文献 今関、本郷(1989)、本郷(1994)、幼菌の会(2001)、池田(2013)
執筆者 佐久間大輔