選定理由 | モミの果鱗という特異な基質に依存するため。府下においてまとまったモミ林は稀少である。 |
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形態 | モミ属、トウヒ属などの果鱗に春に発生するチャワンタケ。椀の直径は2~10mm程度と小さい。椀の内部は赤褐色から褐色、外面は白い粉状で2~7mm程度の柄がつく。 |
分布 | 百井峠(京都市左京区)。 |
生態的特性 | 湿った腐植の堆積したモミ樹下に発生。 |
改訂の理由 | モミ林の指標として。 |
執筆者 佐久間大輔