選定理由 | モミ林を中心に発生。府下においてはまとまったモミ林は希少である。 |
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形態 | 中央のくぼみは下部まで達する漏斗状。内側は鱗片状のささくれがつき、淡褐色。外側の偽ひだは、縦皺のようで、白色から淡褐色。 |
分布 | 各地のモミツガ林樹下、及び広葉樹林樹下。 ◎府内の分布区域 鞍馬山、京北(京都市右京区)、宇治市。 |
生態的特性 | 外生菌根菌。 |
改訂の理由 | モミ林の指標種として。 |
文献 今関、本郷(1957、1989)、今関ほか(1988)、吉見(1986)、池田(2013)
執筆者 佐久間大輔