選定理由 | 極めて産地が限定されているとともに、菌寄生菌という特異な生態から、保全上重要であると考えられる。 |
---|---|
形態 | 国内2例目として京都御苑で採取され、その後継続的な発生が見られている。 |
分布 | ◎府内の分布区域 京都市(京都御苑)。 |
生態的特性 | 生態の詳細は不明だが、テングタケ属の菌への寄生が疑われている。 |
生育地の現状・脅威 | 外生菌根性のテングタケ属の共生者となる樹木を含めた発生条件の人工的整備は困難である。現状の保全が重要。 |
改訂の理由 | 国内的にも2か所しかない産地の一つ。府内での新たな発見による。 |
執筆者 佐久間大輔