選定理由 | 全国的にも稀少である菌、2006年に伊根町で確認された。 |
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形態 | 幼虫は白色菌糸に覆われ、幼虫の頭部から(木の中を含め)2~9cmの子実体を1~6本伸ばす。柄はやや黄色みを帯びた白色、太さ2~9mm。子嚢殻を埋生した頭部は先端に3cm程度までに形成される。 |
分布 | 埼玉、三重、兵庫、島根、宮崎。 ◎府内の分布地域 伊根町。 |
生態的特性 | コウモリガ類の幼虫を寄主に、その幼虫がクサギやイタドリに開けた穴から7~9月頃発生。 |
改訂の理由 | 府内での新たな発見による。 |
執筆者 佐久間大輔