選定理由 | 全国的にも稀少であり、府下の産地も少ない。 |
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形態 | ハナヤスリ型の子実体が時に分枝して、3~6cmに達する(地下部を含む)。地上部は最初淡黄色、古くなるにつれ褐色を帯びる。地下部は根のように伸びて宿主の頭部に達する。子嚢殻は斜埋生型、柄と頭部の境界は明瞭でない。 |
分布 | 静岡以西。 ◎府内の分布地 長岡京市、舞鶴市。 |
生態的特性 | ニイニイゼミの幼虫を寄主として林内地上に6~8月に発生。 |
改訂の理由 | 本種の希少性の認識が全国規模で進んだため。 |
執筆者 佐久間大輔