菌類
子嚢菌門 チャワンタケ目 アミガサタケ科
子嚢菌門 チャワンタケ目 アミガサタケ科
ツネノアミガサタケ
Morchella esculenta var. vulgaris (Pers.)
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種(情報不足) 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 発見例が少ない。 |
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形態 | 子実体の頭部は細長く、縦長の網目状肋脈の稜線部は類白色、柄は中空で柔らかく、折れやすい。 ◎近似種との区別 アミガサタケ(M. esculenta (L. ex Fr.) Pers.)は網目の内部が灰褐色、またトガリアミガサタケ(M. conica Pers.)は肋脈の稜線部が黒くなるので区別できる。 |
分布 | 日本、欧州。 ◎府内の分布区域 京都御苑(京都市上京区)のみ。一度に10個の子実体を見たが、それ以後は発見できていなかったが、2002年4月再び発見。 |
生態的特性 | 6月頃、シイ、カシ混合林地上に発生する。 |
文献 吉見(1992)
執筆者 吉見昭一(原文)、佐久間大輔(改変)