菌類
担子菌門 ハラタケ目 フウセンタケ科
担子菌門 ハラタケ目 フウセンタケ科
ショウゲンジ
Cortinarius caperatus (Pers. ex Fr.) Fr.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 腐植の少ない里山に発生するキノコで、発生環境の多くが失われている。 |
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形態 | 傘は径4~10cm、初め卵形で突き上がり、のち鐘形、丸山形から扁平形になる。黄土色で中央がやや濃色、ひだは直生で白色から銹色になる。柄は中実で上部につばがあり、基部につぼのような残物があるが消失する場合もある。 ◎近似種との区別 キショウゲンジDescolea flavoannulata(L.Vassilieva)Horakは表面が黄褐色である。 |
分布 | 日本全土に分布。 ◎府内の分布区域 京都市山科区、法然院山、岩倉、宝ヶ池、修学院離宮(左京区)。 |
生態的特性 | 外生菌根菌。主にアカマツ林、また時にブナ科樹種の林地上に10~11月に発生する。 |
文献 今関、本郷(1987)、今関ほか(1988)、吉見(1986)、池田(2013)
執筆者 吉見昭一(原文)、佐久間大輔(改変)