菌類担子菌門 タマチョレイタケ目 マンネンタケ科
ツガノマンネンタケ
Ganoderma valesiacum Boudier
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 選定理由 | ツガの伐採により府内では減少している。 |
|---|---|
| 形態 | 傘は半円形から腎臓形、幅10～25cm、横に太い柄をつける。表面は漆状の光沢、赤褐色から赤黒色となる。裏面の管孔は小さく、胞子はマンネンタケ型。 |
| 分布 | 日本、朝鮮半島、台湾、北アメリカ。 ◎府内の分布区域 鞍馬山（京都市左京区）、京都府では稀。 |
| 生態的特性 | 針葉樹のモミ、ツガの倒木、枯木上に発生し白色腐朽を起こす。 |
| 必要な保全対策 | 倒木、枯れ木を含めたモミ、ツガ林の保全。 |
文献 今関、本郷（1957）、吉見（1986）、今関ほか（1988）、本郷（1994）
執筆者 吉見昭一（原文）、佐久間大輔（改変）
.gif)