種子植物
種子植物 ショウガ科
種子植物 ショウガ科
ハナミョウガ
Alpinia japonica (Thunb.) Miq.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 新規 |
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2002年版 | リスト外 |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 府内では稀産で丹後地域にわずかに知られるだけであるが、大部分は安定した環境下にある。 |
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形態 | 樹林下にはえる常緑の多年草。葉に光沢がなく、下面に細毛を密生し、茎頂に穂状に花を付ける。花は白を基調にした赤から濃桃色で、唇弁には紫紅色の筋がある。萼と果実に細毛があり、果実は広楕円形。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)186、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)72 |
分布 | 本州(房総半島以西から紀伊半島)、四国、九州、奄美、台湾、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採、園芸採集。 |
必要な保全対策 | 府内では自生地がごく稀少であることを周知する。 |
改訂の理由 | 2002年版レッドデータブックにもれていたものの一つである。 |
特記事項 | ミョウガの花のことではなく、南方系のシュクシャの仲間である。 |
執筆者 光田重幸、赤松富子