種子植物種子植物 キジカクシ科
オヒガンギボウシ
Hosta longipes (Franch. et Sav.) Matsum. var. aequinoctiiantha (Koidz. ex Araki) Kitam.
| 京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 新規 |
|---|---|
| 2002年版 | リスト外 |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
| 選定理由 | 府内の分布は局地的であり、個体数も少ない。全国的に稀少な種類である。 |
|---|---|
| 形態 | 岩場などに着生する多年草。イワギボウシに近縁な種類だが、花が終わっても苞は枯れず長く緑色のまま残る点、花期は8月下旬～9月とイワギボウシより遅めである点が異なる。苞は最初星型に開き、オオバギボウシに似ている点もある。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ（平凡社）33、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ（保育社）137 |
| 分布 | 本州（中部、近畿、中国）。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、乙訓地区、京都市域。 |
| 生存に対する脅威 | 園芸採集。 |
| 必要な保全対策 | 稀少な種類であること、景観上重要な種であることを周知する。 |
| 改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
| 特記事項 | 変種名は「等しい＋夜の＋花（つまり、彼岸のころに咲く花）」という意味である。 |
執筆者 近藤和男、光田重幸
.gif)