種子植物
種子植物 シソ科
種子植物 シソ科
マネキグサ
Loxocalyx ambiguus (Makino) Makino, Lamium ambiguum (Makino) Ohwi
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 新規 |
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2002年版 | リスト外 |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧(NT) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
選定理由 | 府内ではもともと稀産。近年はシカの食害によって、壊滅状態の産地が多い。 |
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形態 | 山の木陰にはえる多年草。茎は伸張して、対生の葉を疎生する。花は小型で、15~22mm。普通は赤紫色で、白い縁取りがある。筒部は曲がらない。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)91、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)181、f. 59: 9 |
分布 | 本州(主として太平洋側)、四国、九州北部。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域、乙訓地区。 |
生存に対する脅威 | シカの食害、森林の暗化。 |
必要な保全対策 | シカ食害のひどいところでは、防護策が必要。茂りすぎの森林では除伐。 |
改訂の理由 | 府内では石灰岩や緑色岩地帯に稀に見られる程度であったが、近年はさらにシカの食害で被害が大きいところが見られる。 |
特記事項 | 府内では石灰岩、緑色岩地帯に分布する。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 光田重幸