種子植物種子植物 ムラサキ科
サワルリソウ
Ancistrocarya japonica Maxim.
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 新規 |
|---|---|
| 2002年版 | リスト外 |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
| 選定理由 | 府内では非常にまれな植物で、2002年版レッドデータブックにもれていたものの一つ。近畿でもほとんどの府県で、高いランクで指定されている。 |
|---|---|
| 形態 | 山地の渓流沿いや斜面にはえる多年草で、高さ50～80cmになる。茎には短い圧毛があり、葉は互生して茎の中部に集まる。葉の基部は細くなって茎に続き、無柄、裏面に圧毛がある。花期は5～6月。花は青紫色または白色。萼は5深裂する。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ（平凡社）64、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ（保育社）194、f. 64: 1 |
| 分布 | 本州（関東以西）、四国、九州。日本固有1属1種。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域。 |
| 生存に対する脅威 | 産地局限、湿度の低下、森林伐採。 |
| 必要な保全対策 | 工事をする場合には、事前の調査を入念にする。 |
| 改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
| 特記事項 | 系統保存を考える段階にあると考えられる。 |
| その他 | 日本固有属 |
執筆者 光田重幸
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