種子植物種子植物 リンドウ科
エゾリンドウ
Gentiana triflora Pall. var. japonica (Kusn.) H. Hara, Gentiana triflora Pall.
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 新規 |
|---|---|
| 2002年版 | リスト外 |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
| 選定理由 | 府内の一部から報告されているが、近年では見かけた人がいない。本来は情報不足または絶滅寸前種のレベルとすべきかもしれない。2002年版レッドデータブックで取り上げられなかったものの一つである。 |
|---|---|
| 形態 | 涼しい地方の草原や林縁にはえる多年草。葉は対生し、大きさ2～8cmの長楕円形、主脈と平行に側脈があり、縁は全縁。リンドウと異なり、やや粉白を帯びる。花期は8～10月、上部葉脇と茎の先端に数個集合して付き、筒状で長さ20～30mm、青紫色で平開はしない。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ（平凡社）31、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ（保育社）222 |
| 分布 | 北海道、本州（北から近畿北部まで）、千島、サハリン（樺太）。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域。 |
| 生存に対する脅威 | 植生の遷移、森林開発。 |
| 必要な保全対策 | 確認されれば、系統保存を図る段階である。 |
| 改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
執筆者 光田重幸
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