種子植物
種子植物 キク科
種子植物 キク科
ハバヤマボクチ
Synurus excelsus (Makino) Kitam.
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
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2002年版 | リスト外 |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
選定理由 | 府内では南部地域から報告されているが、近年の確認はまったくない。すでに絶滅している可能性もある。 |
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形態 | 草原にはえる多年草。ヤマボクチに似ているが頭花の柄は短く、総苞片基部の幅2~3mm(ヤマボクチでは0.5~0.8mm)。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)224、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)23 |
分布 | 本州(宮城県以南)、四国、九州、済州島。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域(現状不明)、山城地域(現状不明)。 |
生存に対する脅威 | 草原の遷移。 |
必要な保全対策 | 現状不明だが、遺伝的多様性を確保するため、発見されれば種子繁殖を試みる必要がある。 |
改訂の理由 | 2002年版レッドデータブックからもれていたもの。近畿全体でも、きわめてまれな種類である。 |
執筆者 光田重幸