種子植物種子植物 シソ科
コムラサキ
Callicarpa dichotoma (Lour.) K. Koch
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
|---|---|
| 2002年版 | リスト外 |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
| 選定理由 | 自生のものは現在府内では確認できない。すでに絶滅している可能性もある。 |
|---|---|
| 形態 | 池のほとりなどにはえる陽地性の低木。ムラサキシキブに似るが、全体小型で、花序は葉腋から少し離れて出る。 ◎参照 日本の野生植物 木本Ⅱ（平凡社）212、原色日本植物図鑑 木本編Ⅰ（保育社）46 |
| 分布 | 本州（少ない）、四国、九州、朝鮮半島、台湾、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域（情報のみ）、中丹地域、南丹地域、山城地域。 |
| 生存に対する脅威 | 植生の遷移。 |
| 必要な保全対策 | 栽培によって系統保存を図る段階にあると考えられる。 |
| 改訂の理由 | 府内ではこれまで注目されてこなかったが、自生のものは産地・個体数ともにきわめて稀である。 |
| 特記事項 | 現在はシソ科に入れられている。栽培のもの（流通している「ムラサキシキブ」）の逸出は報告されていないが、注意が必要である。 |
執筆者 光田重幸
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