種子植物
種子植物ヒルガオ科

ハマヒルガオ府南部個体群

Calystegia soldanella (L.) R.Br.

選定理由	海岸や湖岸に生育するのが普通であるが、府南部を流れる木津川河川敷にも少数見られる。木津川に産する海浜植物の一つとして貴重である。
形態	葉は肉質、腎形で光沢がある。花径4～5cm、5～6月に咲く。 ◎参照　日本の野生植物草本Ⅲ（平凡社）59、原色日本植物図鑑草本編Ⅰ（保育社）204
分布	日本各地、北半球の亜熱帯から亜寒帯海岸部にかけて広く分布する。 ◎府内の分布記録区域　種としては日本海側にも見られるが、府南部では木津川河川敷だけである。
生存に対する脅威	造成工事、高茎雑草の繁茂。
必要な保全対策	従来通りの草刈りと、工事関係者への周知。
改訂の理由	「選定理由」に同じ。

執筆者　光田重幸

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