種子植物
種子植物 バラ科
種子植物 バラ科
イワテヤマナシ(ミチノクナシ)
Pyrus ussuriensis Maxim.
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
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2002年版 | リスト外 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類(EN) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 公式な文献には分布が触れられていないが、京都府にもミチノクナシと一致するものが少数見られる。 |
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形態 | 幼条や若葉は白毛が多く、葉は大型で長さ6~12cm。葉縁に針状または尖鋸歯がある。萼片は花後も宿存する。果実は球形で、緑色から黄色に熟し、軟らかい。 ◎参照 日本の野生植物 木本1(平凡社)227、原色日本植物図鑑 木本Ⅱ(保育社)43 |
分布 | 本州(東北から山陰にかけてと考えられるも、分類上の区別が難しいものがあり、確定していない)。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域。 |
生存に対する脅威 | 稀少種と知らずに伐採、造成されること。 |
必要な保全対策 | 住民に稀少種であることを周知する。 |
改訂の理由 | 2002年版レッドデータブック発刊直後に府内で発見された。 |
特記事項 | 生育現場は緑色岩地帯の山中にある落葉樹林中であり、遺存的なものだろう。 |
執筆者 山本義則、光田重幸