種子植物種子植物 マメ科
ノハラクサフジ
Vicia amurensis Oett.
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
|---|---|
| 2002年版 | リスト外 |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
| 選定理由 | 本州中部以北のものであり、分布上注目される。個体数はわずかである。 |
|---|---|
| 形態 | クサフジにくらべて広楕円形から長楕円形、5～8対、側脈は40度以上の広い角度で付く。成熟した小葉は無毛となる。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ（平凡社）198 |
| 分布 | 本州（北部から中部）。九州南部にもあるという。サハリン（樺太）、千島、東シベリア、中国北部、朝鮮半島。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域（絶滅に近いが、現状不明）。 |
| 生存に対する脅威 | 路傍にあるため、刈り取りや造成工事に注意が必要。 |
| 必要な保全対策 | 生育地の周知。 |
| 改訂の理由 | 2002年版レッドデータブック刊行直後に丹後地域で確認されたが、当時から個体数はわずかであった。現在では確認できない。 |
| 特記事項 | 本種は何かの移動に種子が付着して、一時的に生育したものである可能性もある。 |
執筆者 赤松富子、光田重幸
.gif)