種子植物
種子植物 キンポウゲ科
種子植物 キンポウゲ科
キバナサバノオ
Dichocarpum pterigionocaudatum (Koidz.) Tamura et Lauener
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
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2002年版 | リスト外 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 府内に産することは三十数年前から知られていたが、2002年版レッドデータブックにもれていたもの。分布の限られた稀少種である。 |
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形態 | 渓流沿いなどの湿度の高いところにはえる多年草。茎と葉は無毛で、初生葉は互生し、上生葉は対生する。頂小葉は菱卵形で、鈍欠刻または歯牙がある。花はやや緑がかった黄色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)81 |
分布 | 本州(滋賀県、京都府、兵庫県、岡山県)。 ◎府内の分布記録区域 非公開。現在2か所の自生地が知られている。 |
生存に対する脅威 | 園芸採集。 |
必要な保全対策 | 生育場所を公開しない。 |
改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 山本義則