種子植物
種子植物 キンポウゲ科
種子植物 キンポウゲ科
カザグルマ
Clematis patens C. Morren et Decne.
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
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2002年版 | リスト外 |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧(NT) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 府内でこれまで未知だったが、新たに小規模な自生地が見つかった。 |
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形態 | 湿り気のある陽地~半陰地にはえる蔓性の樹木。葉は通常3個の小葉からなり、花は直径10~15cm、上向きに咲く。花弁状の萼片は普通8枚。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)73、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)226 |
分布 | 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国。 ◎府内の分布記録区域 乙訓地区。 |
生存に対する脅威 | 湿地の森林化、園芸採集。 |
必要な保全対策 | 選択的な草刈りを行なう。また、万一に備えて人工繁殖による保存を考えるべきであろう。 |
改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
執筆者 近藤和男、光田重幸