種子植物
種子植物 ラン科
種子植物 ラン科
クモイジガバチ
Liparis truncata F. Maek. ex T. Hashim.
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
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2002年版 | リスト外 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類(CR) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 府内では昭和40年代からラン愛好家に自生が知られていたが、研究者に知られたのは最近である。現存するが、個体数はわずかである。 |
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形態 | ジガバチソウに似ているが唇弁の先端が切形に近く、樹上に着生する。フガクスズムシソウにくらべて、唇弁には紅紫色の筋がある。 |
分布 | 本州、九州。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域。 |
生存に対する脅威 | 園芸採集、カシノナガキクイムシによる大木の枯死。 |
必要な保全対策 | 無菌培養などによって、増殖や系統保存を図る段階にある。 |
改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
特記事項 | 花のない時期には、フガクスズムシソウとの区別は難しい。ただし、府内ではフガクスズムシソウは未記録である。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 光田重幸