種子植物
種子植物 ラン科
種子植物 ラン科
マヤラン
Cymbidium macrorhizon Lindl.
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
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2002年版 | リスト外 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種B |
選定理由 | 2002年版レッドデータブック発行後に新たに発見されたもので、個体数はわずかである。 |
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形態 | 常緑林下にはえる腐生植物。地下茎は長くまばらに分枝する。花茎は直立し15~20cmで無毛、花は2~5個付き白色で紅紫色を帯び、7~9月に開花する。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)230、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)66 |
分布 | 本州、四国、九州、中国大陸、東南アジアから南アジア(パキスタンまで)。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域。 |
生存に対する脅威 | 観賞用採集、造成工事。 |
必要な保全対策 | 腐生ランのため地上に姿を現す期間が比較的短く、工事関係者に周知できるシステムが必要である。 |
改訂の理由 | 腐生ランのため地上に姿を現す期間が比較的短く、工事関係者に周知できるシステムが必要である。 |
特記事項 | 日本特産種のように扱われたことがあるが、海外に分布しているものと同一である。 |
執筆者 山本義則、赤松富子