種子植物
種子植物 ラン科
種子植物 ラン科
タシロラン
Epipogium roseum (D. Don) Lindl.
京都府カテゴリー | 要注目種 |
---|---|
2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧(NT) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
選定理由 | 九州で発見されて以来府内では約50年間見つからなかったが、近年近畿でも和歌山、奈良、三重の各県、京都府などで発見された。 |
---|---|
形態 | ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)203、原色日本植物図鑑 草本Ⅲ(保育社 改訂版)32 |
分布 | 本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄県、台湾、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 京都市域、山城地域。 |
特記事項 | 落葉の清掃が減少要因と考えられる。近年多く見つかったところは、落葉が永年堆積して腐葉土化したところで、京都府内では道路の側溝にも出たが、溝さらえで絶滅した例もある。自家受精するとみられ、非常によく結実する。共生菌はイヌセンボンタケといわれる。 |
執筆者 村田源、光田重幸