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種子植物 ラン科
カヤラン
Thrixspermum japonicum (Miq.) Rchb. f., Sarcochilus japonicus Miq.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
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選定理由 | かっては比較的普通に見られたが、近年少なくなった。 |
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形態 | 湿度の高い谷間や池の畔の樹木の枝に着生する多年草。茎は長さ3~10cm、葉は長楕円形で長さ約4cm。花は細い柄の先に2~3個付いて、淡黄色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)234、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)68 |
分布 | 本州、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域 全地域。 |
生存に対する脅威 | 酸性雨や空気の汚染、園芸目的とまではいかなくとも好奇心による不要な採集が、個体減少の要因と思われる。 |
必要な保全対策 | 園芸で多年の維持は困難であることを周知する。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 村田源、光田重幸