種子植物
種子植物 イネ科
種子植物 イネ科
スズメノコビエ
Paspalum scrobiculatum L. var. orbiculare (G. Forst.) Hack Paspalum scrobiculatum L., Paspalum orbiculare G. Forst.
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 過去現在を通じて標本の採集例が少ない。綾部市、精華町の2産地が記録されているのみである。2002年版レッドデータブック発行後の調査にもかかわらず、新たな確認情報が得られなかったため、ランクが上がった。 |
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形態 | スズメノヒエに似ているが、葉と葉鞘は無毛。花序枝は2~10。葉幅5~10mm、葉舌は無毛。小穂は長さ2~2.5mm。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)98、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)372. |
分布 | 本州、四国、九州、沖縄県、朝鮮半島、中国大陸、コーカサス。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域、山城地域(相楽地区)。 |
生存に対する脅威 | 草地の開発。道路拡幅や新設。 |
必要な保全対策 | 外見が目立たないため、稀少種と気づかれぬまま諸開発の犠牲になりやすい。草地の開発、道路の拡幅や新設に先立つ詳細な生物調査が必要である。 |
改訂の理由 | 「選定理由」の後半に同じである。 |
執筆者 津軽俊介、光田重幸