種子植物
種子植物 イネ科
種子植物 イネ科
オオニワホコリ
Eragrostis pilosa (L.) P. Beauv.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 過去現在を通じて標本の採集例が少なく、近年府内で見かけることは非常にまれとなった。 |
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形態 | 路傍などにはえる一年草。ニワホコリに似るが、茎は高く立ち上がり、葉鞘の口部と花序の枝の基部に長い白毛がはえる。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)105、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)331、日本イネ科植物図譜(平凡社)478 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄県、ユーラシア大陸の温帯から暖帯。 ◎府内の分布記録区域 京都市域南部(現状不明)、乙訓地区(現状不明)、山城地域。 |
生存に対する脅威 | 草地開発。農道の拡幅や新設。草地の管理放棄。 |
必要な保全対策 | 見かけは最も目立たない植物であるため、稀少種と気づかれぬまま諸開発の犠牲となりやすい。草地開発や農道の改修に先立つ詳細な生物調査が必要であり、そのうえで諸開発の適否を判断すべきである。草地の定期的な草刈りを励行すること。 |
執筆者 津軽俊介、光田重幸