種子植物
種子植物 ハマウツボ科
種子植物 ハマウツボ科
コシオガマ
Phtheirospermum japonicum (Thunb.) Kanitz
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 府内では生育地が限られ、個体数も少ない。 |
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形態 | 日当りのよい草地に見られる半寄生の一年草で、全体に腺毛があり、べとつく。茎は分枝し、葉は対生。9~10月、葉腋ごとに1花を付け、花冠は淡紅紫色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)115、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)135 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、台湾、朝鮮半島、中国大陸(東北部、中北部)、アムール。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域、京都市域、山城地域。 |
生存に対する脅威 | 草地開発、道路の拡幅・新設、園芸採集。 |
必要な保全対策 | 草地開発の禁止。園芸採集をしないモラルの向上。 |
特記事項 | 半寄生植物のため、移植や栽培はほぼ不可能。府内では北部にやや多く見られるが、南部では絶滅状態である。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸