種子植物
種子植物 シソ科
種子植物 シソ科
ミゾコウジュ
Salvia plebeia R. Br.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧(NT) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 府内の産地や個体数が少なくなっている。 |
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形態 | 畦や湿った草地にはえる越年草で、茎は直立、四角ばる。葉は対生、両面しわがある。5~6月、茎の上部に花穂を出し、淡紫色で唇形の小花を付ける。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)80、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)167 |
分布 | 本州、四国、九州、朝鮮半島、沖縄県、台湾、中国大陸、マレーシア、インド、オーストラリア。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域、乙訓地区、山城地域。 |
生存に対する脅威 | 湿地開発、河川改修、河川敷の公園化、土地造成など。 |
必要な保全対策 | 工事前の生物調査を入念に。適当に土地が撹乱されることも必要である。 |
その他 | 2002年版レッドデータブック掲載の異名「ユキミソウ」は現在使用されていない。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸