種子植物
種子植物 セリ科
種子植物 セリ科
セリモドキ(タニセリモドキ)
Dystaenia ibukiensis (Y. Yabe) Kitag.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 日本海側に主な分布域をもつ日本固有種で、府内では北山以北の山地に自生するが、個体数(株数)は少ない。 |
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形態 | 山地にはえる多年草。茎は中空で分枝し、高さ30~90cm、節や花序には乳頭状の毛がある。葉は2~3回羽状に分かれ、小葉は不規則に切れ込み、縁にだけ短毛がある。花期は7~9月。果実は長さ6~7mm、稜は鋭い翼となる。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)285、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)22 |
分布 | 本州(日本海側山地と東北南部から関東の太平洋側)。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域、京都市域北部。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、土地造成、道路工事など。 |
必要な保全対策 | 工事や開発の前に綿密な生物調査をすること。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 田中徹