種子植物
種子植物 セリ科
種子植物 セリ科
ハナビゼリ
Angelica inaequalis Maxim.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 府内では分布域は広いが、生育地は減少している。 |
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形態 | 山地にはえる多年草。茎は中空。葉は2~3回3出羽状複葉で、小葉は長卵形から広卵形で多少粗い鋸歯がある。花は8~9月に開き、花弁は白色で暗紫色を帯びる。花柄や小花柄が不同長なのが特徴である。総苞片は少ない。果実は広楕円形で、非常に広くて薄い側翼がある。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)288、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)26 |
分布 | 本州、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域、京都市域、乙訓地区。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、土地造成、道路工事など。 |
必要な保全対策 | 工事や開発を行なう場合には、事前の生物調査を綿密にする。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 田中徹