種子植物
種子植物 ウコギ科
種子植物 ウコギ科
ケヤマウコギ(オニウコギ)
Eleutherococcus divaricatus (Siebold et Zucc.) S. Y. Hu, Acanthopanax divaricatus (Siebold et Zucc.) Seem.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
選定理由 | 府内では分布域は広いが、個体数(株数)は少ない。 |
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形態 | 浅山にはえる落葉低木。葉は5小葉からなる。若枝、葉柄、花柄などに灰褐色の毛が密生し、また葉の両面(とくに裏面)に毛が多い。花期は8~9月。枝先に短い円錐花序を伸ばし、花柄の先に多くの花を散形に付ける。雌雄同株。 ◎参照 日本の野生植物 木本Ⅱ(平凡社)119、原色日本植物図鑑 木本編Ⅰ(保育社)192 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、土地造成、道路工事など。 |
必要な保全対策 | 工事や開発を行なう場合には、事前の生物調査を綿密にする。 |
執筆者 田中徹