種子植物種子植物 スミレ科
オオバキスミレ
Viola brevistipulata (Franch. et Sav.) W. Becker
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
| 選定理由 | 府内での産地はもともと限られているが、シカの食害で個体数が極端に減少した。 |
|---|---|
| 形態 | 岩場や転石地にはえる多年草。茎は直立し、茎生葉は上部に3～4枚ある。葉には粗い鋸歯があり、先端はやや尾状に伸びる。花は黄色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ（平凡社）253、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ（保育社）53 |
| 分布 | 北海道南部、本州（北端から日本海側を京都府まで）。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域。 |
| 生存に対する脅威 | シカの食害、園芸採集。 |
| 必要な保全対策 | シカ防護柵の設置、園芸採集の禁止。 |
| 改訂の理由 | シカの食害で個体数が激減しているため。 |
| 特記事項 | 京都府の自生地は西南限産地として大きな意義をもつ。 |
| その他 | 日本固有種 |
執筆者 山本義則、光田重幸
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